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『THE 4TH KIND フォース・カインド』
監督・脚本:オラトゥンデ・オスンサンミ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウィル・パットン、
イライアス・コーティーズ
配給:ワーナー・ブラザース映画
2009年12月18日
丸の内ピカデリー他全国ロードショー
公式サイト www.the4thkind.jp
(C)2009 GOLD CIRCLE FILMS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
<STORY>アラスカ州北部の町ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になってきた。2000年10月、ノーム在住の心理学者アビゲイル・タイラー博士のもとに、不眠症を訴える住民が次々に訪れる。不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとした。そしてそこでカメラが捕えたのは、これまで誰も目にしたことのない映像だった……。65時間以上に渡る記録映像及び音声の抜粋と、その再現映像とで構成されている本作は、記録映像の一部に、かなり衝撃的な映像が含まれる。信じるかどうかは、あなた次第。

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ミラ・ジョヴォヴィッチ
Milla Jovovich
75年ウクライナのキエフ生まれ。9歳でモデルとしてデビューし、11歳の時、イタリアのファション誌『レイ』の表紙を飾る。その後、順調にキャリアを積みあげ、10年間で150誌以上の雑誌の表紙を飾った。88年『トゥー・ムーン』で映画デビュー。リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』(97)で大ブレイク。その後、『バイオハザード』シリーズ(01~07)に主演し、スーパー・ヒロインの代名詞的な存在となる。私生活では、『バッド・チューニング』(93)で知り合ったショーン・アンドリュースと結婚したがすぐに離婚。97年『フィフス・エレメント』で知り合ったリュック・ベッソン監督と再婚するも99年に離婚。07年に「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督との間に第1子となる長女を婚約中に出産。09年3度目の結婚を果たした。
(C) Mayumi Nashida
『私の人生を変えた衝撃映像
伝えなければ!と強く思った』
アラスカ州北部の町ノームで多発する住民の行方不明事件。60年代以降、FBIによる訪問は2,000回を超える。実際の記録映像とその再現映像で衝撃の事件に迫る超常ドキュメンタリーで、ナビゲーターと心理学者タイラー博士の2役を務めたミラ・ジョヴォヴィッチさんにきいた。
―― 難しいテーマ、斬新な手法の作品だと思いますが、最初の印象はいかがでしたか。
「まず、脚本を読んでこの作品にとても興味を抱いたの。この衝撃的な内容の真偽を確かめたくて、監督に実際の記録映像も見せてもらったんだけど、頭をガツンと殴られた感じがした。最初は「ありえない!」って思ったけれど、人があれほど強く何かを信じられることに圧倒され、ショックを受けて、怖くもなった。彼らの体験が何であれ、その体験が信じられるものであったからこそ、あんなに恐ろしく、劇的で暴力的な形で実際に肉体的に影響が出たのよね。私はすっかり動揺して、泣きながら、「まさか! ウソでしょ」って言うしかなかったわ」
―― 出演の決め手となったものは?
「とにかく映像が衝撃的なの。今まで経験したこのない出来事だったし、理解できない物事に対する考え方が変わった。いろいろな意味で私の人生を変えた映像だったので「このストーリーを多くの人に伝えなければ」と思ったの。あれが何であれ、関わった人の人生を変える出来事だってことを知ってほしい。膨大な資料映像を見せてもらったけれど、実際、映画での映像使用をOKしてくれたのはたったの2人だった。患者たちは皆、身元がわかることを嫌がったの。こんな信じられないことが人々に起こっているということを理解するためには言葉だけではダメ、見なければいけないの。そして、「世の中には自分がまったく理解できない何かが存在するのかもしれない」ということを知ってほしいと思ったの」
『私たちには知る権利がある
「4thカインド」が何なのか』
―― 「フォース・カインド」という言葉を知っていましたか?
「知らなかったわ。でも、私が見た映像はあまりに衝撃的で恐ろしく、信じられないものだった。未だに夜、独りで家にはいられないの。自分が何を信じ、何を信じないかを考え直させられたし、理解できないものが存在するかもしれないということを考えるようになった。人間の心理がどう働き、どこが限界なのかは決して分からない。でも、彼らに起こったことは物理法則に反しているとしか説明できないけれど、事実なの。私が「フォース・カインド」から受けた衝撃を世界中の人に伝えたかった。当局がたくさんのことを隠しているけれど、私たちにはなぜ隠されているのかを知る権利がある。この映像を見て、錯乱する人が出る可能性もあるけれど、きっとこれから同じような体験をした人たちがどんどん現れると思うわ」
『恐ろしいからこそ、やらなければ
自分の望まない場所に
あえて踏み込む』
―― タイラー博士を演じる上で、どんなアプローチをとりましたか?
「タイラー博士本人は誰にも会いたがらなくて、私も会うことができなかった。だから、記録映像を見て彼女の体験、彼女の声をじっくり聴くことで、本質を捉えようとしたの。あんな目に遭った女性に対する思いやりと共感を自分の中に見いだそうともしたし、私も人の親なので、わが子を失った母親の気持ちは理解できた。そうすることで知らない部分を埋めていき、全力を尽くして彼女という人物を誠実に描こうとしたの」
―― ミラさんには2歳のお子さんがいらっしゃいますが、もし、あなたご自身のお子さんに同じ事が起こったら?
「考えるだけで恐ろしくなるわ! 私が演じたタイラー博士のように、強い気持ちをもっていられるかどうかわからない。この役を演じる上で、一番つらかったのは、子供を失う母親の立場に自分を置くことだったの。今までそういう役を演じたことがなかったし、できればやりたくないシチュエーション。でも、自分自身が望まない場所に踏み込む点に惹かれたところもあるの。恐ろしいからこそ、それをやってみなければ、という気持ち。もう一度やりたいかどうかは分からないわ」
『すべての女性に理解してほしい
この真実を見てほしい』
―― 私たちの読者はミラさんと同世代の働く女性です。母として、女性として、また、仕事を持つ女性として、日本の女性にこの作品を通してどのようなメッセージを届けたいですか。
「女性として、母親として、自分に起こりうる最悪の事態は、子供を失う事だと思う。そして、私が演じた女性のもつ強さは、信じられないくらいだと思うの。すべての女性がこの女性の痛みを理解する事ができると思う。そして、彼女のストーリーは途方もなく素晴らしいとも。どんな母親が見ても、この映画は素晴らしいストーリーだと思うわ。そして基本的には、信じる事の力強さと、この人たちに起こった出来事を見たら、呆然としてしまうと思うわ。だからこの映画は見てもらわないといけないの。何が起こったかと言う事を多くの人に見てもらう事が重要なの」





















