ちょこアゲ


Monthly Interview スガ シカオ

02
FUNKAHOLiC
「FUNKAHOLiC」
2008/09/10 発売
AUCK-18034/5 3,675円(初回生産限定盤)[CD+DVD]
AUCK-11013 3,059円(通常盤)[CD]
バナナの国の黄色い戦争/NOBODY KNOWS/POP MUSIC/プラネタリウム/Call My Name/FUNKAHOLiC/フォノスコープ/潔癖/13階のエレベーター/コノユビトマレ/sofa/宇宙 全12曲
先行シングル「NOBODY KNOWS」と「コノユビトマレ」には“海外音楽武者修行シリーズ”ハワイ編、ロンドン編が収録されている。「海外に1カ月くらい住んで、現地のミュージシャンと友達になって作った。気に行った人と知り合いになるのが大変」(スガさん)

10月からはホールでのアルバム曲を中心とした「FUNKAHOLiC」ツアー、スタンディングでバラードなし、とにかくFUNKな「FUNK FIRE '08」2本のライブが並行して行われる。その間にはひとり弾き語り「Hitori Sugar」ツアーも敢行!
スガ シカオ
スガ シカオ
97年「ヒットチャートをかけぬけろ」でメジャー・デビュー。デビュー2年目には武道館ライブを成功させ、01年アルバム『Sugarless』でチャート1位を獲得。男性シンガーソングライターとして確固たる地位を築く。02年には作詞を担当した「夜空ノムコウ」が中学生の愛唱歌となり教科書に掲載される。07年はデビュー10周年を迎え、ベストアルバム『ALL SINGLES BEST』が大ヒット。ライブも精力的に行った。12年目に突入した08年、新作アルバム『FUNKAHOLiC』をリリース。10月からはツアーもスタートする。
http://www.office-augusta.com/suga/

『"ファンク"は気持ちと気合』

日本の"キング・オブ・ファンク"と称され、Cara Carina世代から絶大な支持を受けているスガ シカオさん。黒いファンク・ビートにポップなメロディ、鋭い視線で文学のように日常を綴る歌詞、セクシーな歌声に魅了される。新作アルバムが完成したばかりのスガさんに、お話をうかがった。

―― 『FUNKAHOLiC』="ファンク中毒"というアルバムが完成しました。スガ シカオ的"ファンク"の定義とはどのようなものなのでしょう。

「"なり切る気持ちと、やり通す気合いで作り上げるもの"ですね。カッコ悪いことでも、カッコイイと思ってやり切る。それと、"ファンクが好き!"っていう気持ち。そういう中に楽しさや、危うさ、気持ち良さが見えてくるんです。このアルバムからそれが伝わるとウレシイです」

『スガシカオの"欲望"とは』

―― 相変わらず、曲の端々にエロが見え隠れしていますね。スガさんの曲の生々しい"欲望"は、人間の本音や体温を感じさせてくれるのですが、若い世代のアーティストは "欲望"を上手に表現する人が少ない気がします。恋愛描写もとても抽象的だし。

「エロ? そんなにないと思うんだけどな~(笑)。確かに若い人たちは、色気を表現できる人が少なくなってきていますね。なんだか去勢されて、デジタル化された感じになってきている気がします」

―― "ペラペラなPOP MUSIC"という歌詞には、そういうところも揶揄されているのでしょうか。ところで、富も名声も手にしたスガさんの"欲望"って何ですか?

「人気者になりたい! モテたい! キャーキャー言われたい!」

―― もう、十分人気者じゃないですか(笑)。

「いや、まだまだ。あとは、もっとスゴイ曲を書きたいですね。今日、今の自分が書ける良い曲があるけれど、これから何かを勉強しないと書けない曲もある。そんな未知の可能性の中に潜んでいる曲を探し出したい。これは"欲望"というよりは、"焦燥感"が生み出すものかもしれないけれど。追われている人は、傍から見ると大変そうだけど、そういう方が本当は楽しいんだよね」

『年齢に対する自覚はない』

―― 同世代のトータス松本さん(ウルフルズ)が以前Cara Carinaのインタビューで、「40代になってから肩の力が抜けて、迷わなくなった」と言っていましたが、スガさんはどうですか?

「40代になっても、まったく変わらないです。周りの人の見方は変わるけど、自分ではそういうボーダーを感じていないから、ギャルとしゃべっていても楽しい。年齢に対する自覚がないからこそ、ずっと同じペースでライブやリリースを続けていけるんだとも思うし。今は、ミュージシャンとして調子がいいから、このペースをキープしたいですね。明日歌えなくなるかもしれないから、後悔はしたくない」

『趣味はないから、休みでもすることがない』

――06年から07年にかけてデビュー10周年YEARということで、リリース、ライブが怒涛のようにあり、その後本作の制作、そしてプロモーション、またライブ。丸2年以上休みなしに働いているイメージがありますが。

「大きな休みはないですね。ソロ・アーティストはやらなきゃならない事が多いんです。作詞、作曲、アレンジ、演奏、歌・・・。1曲作るのにバンドの5倍くらいの時間がかかる。ライブがあれば、そのためのアレンジもしなきゃならないし。でも、決して苦じゃないんですよ。忙しくしていられるのは、恵まれたことだと思っています」

―― "WORKHOLiC"ですね。たまの休みには何をしているのですか。

「趣味、ないんですよ。だから、休みでもすることがない(笑)。仕事場の掃除をしたり、洗車したり、雑事で気付くと一日終ってます。あ、でも美味しいものを食べるのが好きで、お店を調べて食事に行きますね。和食、イタリアン、中華が好き。一生に食べられる量って決まってるから、どうせなら美味しいものを食べたい」

―― Cara Carina読者のちょこアゲアイテムはスイーツが多いんですよ。スイーツはお好きですか?

「残念ながら、甘いものは苦手なんです(笑)」

皆さんのちょこアゲスイーツはお試しいただけないようですが、私たち大人が夢中になれる数少ないアーティスト、スガさんはライブも最高です。ライブでスガ流ファンクの真髄を体感してみては?

              

(取材・文/坂本ゆかり )

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僕の生命線。音楽、リハ音源、作りかけの曲から英会話の教材まで入ってます。
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