コラボアルバム『F's シネマ』リリース 藤井フミヤインタビュー

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藤井フミヤ
62年、福岡県出身。83年チェッカーズのヴォーカリストとしてデビュー。92年の解散までティーンを中心に熱狂的な支持を受ける。93年「TRUE LOVE」でソロデビュー。200万枚を超すセールスを記録。自身の音楽活動に加え、他アーティストへの楽曲提供、ドラマ出演、アートなど、枠にとらわれない多方面での活動を展開。08年デビュー25周年、ソロ15周年を迎え、ソロキャリアを集大成したアニバーサリーベスト『15/25』を発表。26年目に入った10月には、槇原敬之、奥田民生、ゴスペラーズ、常田真太郎(スキマスイッチ)等豪華アーティストが参加した初のコラボアルバム『F's KITCHEN』をリリース。年末には10年連続の歴史を作った武道館カウントダウンライブを行うなど、精力的に活動を続けている。
藤井フミヤオフィシャルサイト>> http://www.fumiyafujii.net

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『F's シネマ』
2009.9.30発売
初回生産限定盤【CD+DVD】
AICL-2046~AICL-2047 3,500円
通常盤【CD】
AICL-2048 3,059円
<収録曲>1.neon smiles -prologue-/2.罪滅星(斉藤和義)/3.そこから始まる愛がある(馬場俊英)/4.嵐の海(奥田民生)/5.カラスの冷めたスープ(The Birthday)/6.Final Valley(石野卓球)/7.ネオン(和田唱 (TRICERATOPS) )/8.暗くなるまで待って(河野丈洋 (GOING UNDER GROUND) )/9.君のために(SEAMO)/10.この世界と共に在れ(YO-KING)/11.春叶歌(HISASHI & TAKURO (GLAY))/12.Beautiful summer(MONKEY MAJIK)/13.渚(河口恭吾)/14.neon smiles -epilogue-
※( )は曲提供・参加アーティスト
CDジャケットのイラストは和田誠さん。
和田唱 (TRICERATOPS)さんとは親子共演!?

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『F's KITCHEN』
2008.10.8 発売
AICL-1960 3,059円
槇原敬之、奥田民生、財津和夫、ゴスペラーズ、常田真太郎(スキマスイッチ)、横山剣(CRAZY KEN BAND)、浅井健一、GOING UNDER GROUND、TRICERATOPS、コレクターズ、フジファブリックなど、ミュージックシーンを彩る豪華アーティスト達とのコラボアルバム
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コラボアルバム第2弾は
12編の映画の主題歌
昨年、デビュー25周年、ソロ活動15周年を迎えた藤井フミヤさん。過去をリセットし、26年目への新たな一歩として昨秋企画されたのは、様々なミュージシャンたちとコラボレーションアルバム『F's KITCHEN』。シンガーとしての自覚を一層高めたというこの企画を1枚で終わらせるのは勿体ないと、昨年末から水面下で制作が進められていた第2弾『F's シネマ』が完成した。
―― コラボアルバム第2弾ということですが、"KITCHEN"の次は何故、"シネマ"だったのでしょう。
「最初にレコーディングをした斉藤和義クンの「罪滅星」が、昭和の日本映画の主題歌みたいだったので、"シネマ"というタイトルが浮かんだんだ。素晴らしいミュージシャンたちの楽曲はどれも皆クオリティが高いし、主題歌というのにふさわしい。「12編の映画の主題歌を集めたアルバム」という意味です」
―― このページの前回ゲストは斉藤和義さんだったんです。その時にうかがったのですが、本当は前作『F's KITCHEN』の時に依頼されていて、曲が間に合わなくて今回に持ち越しになったとか。
「そうそう、1年待ったんだよ(笑)。でも、結果的にこのアルバムに収録できて良かったと思う。せっちゃん(斉藤和義)とはたま~に飲みに行くんだけど、飲み屋ではぼそぼそとエロトークばかり。黙っていると、ルパンの次元みたいでカッコイイのに(笑)」
奥田民生さんとの不思議な関係
「足を向けて寝れません」
―― そして前作に引き続き、奥田民生さんとのコラボも。フミヤさんにピッタリなロマンティックなロッカバラードですね。
「民生クンには、一番最初にお願いしました。この曲のバックトラックには、民生クンが自宅で作ったデモテープの演奏がそのまま使われてる。自宅録音がそのまま作品になるのが初めてらしく、ちょっと気恥ずかしかったみたい。元々ホーンを入れるイメージがあったみたいで、スカパラ・ホーンズのレコーディングをききつけて「この曲にも!」って言うので、それだけ追加したんだ。」
―― フミヤさんと民生さんの出会いは?
「これが不思議な関係なんだよね。チェッカーズとユニコーンは同時期に活動していたのに、接点ゼロ。俺はソロになって16年目だけど、民生くんは15年目でほとんど一緒なのに、最初にちゃんと話したのは2~3年前、"ジートルズ"というビートルズのコピーバンドを見に行った時なんだ。このバンド、メンバーがすごいんだよ。ジョージ奥田(民生)、ポール小原(礼)、リンゴ屋敷(豪太)、ジョン井上(陽水)だからね。その打ち上げの席が最初だったかな」
―― 肩に力の入っていない、素敵なおふたりですよね。
「民生クンにはPVにも出てもらってて。ベテランふたりだからね、PVもたったの8テイクで撮れちゃって。民生クンには足を向けて寝れません(笑)」
シンガーとしてもアーティストとしても
刺激を受けた作品
―― 前作『F's KITCHEN』完成後に、いろいろなアーティストの曲を歌うことに専念して、「シンガーとしての自覚が高まったと」おっしゃってましたが、今回は?
「今回も改めて感じたね。「俺はシンガーなんだな」って。世代やジャンルを超えた曲を歌ってみて「俺、何でも歌えるな」って思ったよ。これだけバラエティに富んだ曲が入っているアルバムだから、藤井フミヤを知らない人が聴いたら「この人いくつなの?」って思うよね」
―― コラボはアーティストとして刺激を受けますか。
「この2枚は勉強になった。完全に出来上がったものをもらうんじゃなくて、演奏にも参加してもらうから、まずデモテープをもらうんだ。デモテープって作る前のプラモデルみたいなもので、そこから組み立てるから、作り方がわかる。いろいろな人のいろいろな作り方は、刺激になったね。今までの25年をリセットして、ボーカリストとして人の曲を歌ってみて、分かったことも多かった。もちろん、これから音楽を作り続ける上でプラスになるよね」
アラサー女子は、まだまだこれから
21世紀は女性の時代
―― 私たちの読者は、藤井フミヤファン世代なのですが、昨今の女子をフミヤさんはどう見ていますか?
「アラサーは、まだまだ。まだこれからでしょ。そこから本当の焦りが出てくる。で、アラフォーまでくるとドッシリするんだ(笑)。世の中の消費はアラフォー女子がリードしてるし、元気だよね。この前、ある番組の打ち上げで紹介されたディレクターが、全員女性だった。「男はいないの?」ってきいたら「男は辞めちゃう」って。俺と同世代の管理職の人たちは皆言ってるよ、「女性は我慢強い」って」
―― 女子社員の方がデキルし、気がきく人が多いんですよね。仕事も丁寧だし。
「昔から「21世紀は女性の時代だ」って俺は言っていたんだけど、遂にパンドラの箱を開けてしまったね。色んな意味で押さえつけられていた女性が解放されたんだ。でも、既に解放が進んでいるアメリカの女性たちを見ると、恐怖を感じることがあるよね。「食われる!」って思えるくらいの迫力で。日本女性=大和撫子って世界の男の憧れでしょ。日本男子は人気ないけど(笑)。そのイメージは保っていて欲しいな。強くなるのは歓迎だけど、ある程度の"かわいらしさ"は残しておいて欲しいなぁ」
取材・文/坂本ゆかり






















