1st ソロアルバム『moka』リリース 持田香織インタビュー

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持田香織
78年、東京都出身。96年Every Little Thingのヴォーカリストとして「Feel My Heart」でデビュー。8thシングル「Time goes by」がミリオン、2ndアルバム『Time to Destination』は400万枚を超える大ヒット作品となる。14thシングル「sure」以降ほぼ全ての楽曲の作詞を担当。綾瀬はるかやMAY、中島美嘉へも詞を提供している。また、Dragon Ash、井上陽水らとのコラボ、DREAMS COME TRUEのPVへの出演など音楽を通じた多方面の活動にも積極的に取り組んでいる。09年にはオリジナルラヴの田島貴男とのユニットCaocaoの『個人授業』が映画『おっぱいバレー』の主題歌に。今年からソロ活動を開始し、8月には初のソロ・アルバム『moka』をリリース。9月には1年ぶりに36枚目となるELTのシングル「DREAM GOES ON」がリリースされる。

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1st ALBUM「moka」
2009.08.12発売
初回限定盤【CD+DVD】
AVCD-23900/B 3,990円
<収録曲> 1.はじまりとは/2.Drop/3.タオ(持田香織と原田郁子とおおはた雄一)/4 weather/5.雨のワルツ(持田香織とSAKEROCK)/6.ABC/7.Real and Imagined/8.プリーズ ミー/9.静かな夜/10.君のくれた世界/11.ねむれ ねむる/12.Every day Love

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通常盤【CD】AVCD-23901 3,059円
- こんな気分におすすめのちょこアゲMusic
- 乙女ゴコロをくすぐる‘ちょこアゲ’
詞は自分との向き合い
心を整理し、自分に対して書く
Everty Little Thingの持田香織さんが、ソロ・アルバムをリリースした。とても穏やかでふわふわとした女の子らしい、彼女のライフスタイルが感じられる作品だ。その透明な存在感に女性ファンの多い持田さん。彼女の女子力の秘密とは?
―― デビュー13年目にして、初のソロ・アルバムですが、今回のソロ活動のきっかけは何だったのでしょうか。
「以前から「いつかできるといいな」とは思っていました。ELTも06年に10周年の節目を超え、自分も30歳を過ぎたし、そろそろ形にしても良い時期だと思いました」
―― ELTでは作詞はもちろん、アルバムでは曲も書かれています。ソロとELTの相違点とは?
「作曲という点では、これまであまりやってきていない部分だったので、楽しく作れました。ELTの曲は、ELTという前提を踏まえて書きますが、ソロはもうちょっと自由な感じ。ELTだったら、こんなにゆったりしたものは出てこなかったと思います。私、お風呂とか、洗い物をしてくる時に曲が浮かびやすいんです(笑)。水に触れているとニュートラルになれるみたい。歌詞はELTもソロも変わりません。書けば書く程に難しいんですよね・・・。私の詞は、自分との向き合い。内包的なものが中心なので、気持ちの整理が必要なんです。毎回、自分に対して書いています。そこから何か伝わるとうれしいですね」
新しいことをするのは不安
マイナスをプラスに変えていきたい
―― ショーン・レノンさん、ビック・ルンガさんといった海外のアーティストをはじめ、小野リサさん、SAKEROCK、大橋トリオなどさまざまなアーティストとのコラボレーションをされていますね。
「勇気を出して好きな人に「一緒にやらせてください」ってお願いしました(笑)。皆さんに「導いてもらった」という言い方が一番相応しい仕上がりになりました。レコーディングも私の所に来てもらうのではなく、私が普段皆さんのやっている環境にお邪魔して行ったのですが、いつもと違う環境でしか生まれないものがあったし、違う自分を知ることもできました。いろいろな人の意見をきいて、より客観的に自分の作品を見られたような気がします。自分ひとりでできることは何もなくて、たくさんの人たちの意見が反映され、その人たちの持っているものが自分を通して出てくるだけ、ということも改めて感じました」
―― 『moka』制作の際の最大の発見は何だったのでしょう。
「「考えすぎなくていい」ということですね。新しいことをする時は不安になりますよね? それって、先のことを考えちゃうからなんですよ。まず、先を考える前に踏み出して、自分の目で見て、耳で聞いて感じてみる。起こってしまったマイナスを、プラスに変えていけることが大事なことだと実感しました」
結婚は来年あたり?
仕事も家庭もある幸せ
―― コラボといえば、クラムボンの原田郁子さんと、おおはた雄一さんの三人で、映画「女の子ものがたり」の主題歌を担当されましたね。
「映画を見て「道」がテーマかなと思い、中国語で「道」を意味する「タオ」というタイトルの詞を書きました。人生はいろいろな事があっても続いていくし、私たち三人も巡り合って一つの方向に向かっていくという思いがリンクしています。エンディングって映画の余韻をまとめるものだから、試写で最初に見た時はドキドキしました」
―― 映画の中の女の子たちは、それぞれ「シアワセ」を模索していますが、持田さんにとってのシアワセって?
「「仕事を充実してやれる」ということも幸せだし、家庭を持って、子供を育てるというのも幸せだと思います。原作者の西原理恵子さんとお話させていただいたのですが、「両方やっていくべきだ」という結論に(笑)」
―― 女子友とばかり遊んでいるという噂ですが、婚活に興味はありますか。
「興味はありますよ! 来年あたり? 願望では(笑)。結婚されている方は「会った時にこの人だとわかった」って言うんですよね。未だ「それって、誰?」状態。あせらず、ニュートラルでいようと思っています」
コミュニケーションでちょこアゲ
人の意見で自分を知る
―― 持田流のちょこアゲを教えてください。
「いろいろな人と接触することでアガることが多いですね。イヤなことや、落ち込むことがあっても誰かから一声もらうことで切り替えができる。特に、好きな人と会えるとテンションが上がりますよね。だから、自分も普段から「元気でいよう」と思っています。疲れているときに人に会うと、その印象になってしまうし、その人と1回しか会わないのであれば、そんなにもったいないことはないし、相手にとっても気分が良いものでもはないですから」
―― 心の余裕が感じられる言葉ですね。そういう風に感じるようになったのは何歳くらいからですか。
「25歳くらいから考え方が変わってきました。井上陽水さんをはじめ、仕事でもプライベートでも人生の先輩方に出会い、会話することで分かることがたくさんありました。知ったつもりになっていても人に言われて気付くことって多い。決め付けちゃいけないんだなって思います。意見してもらうことで自分らしさを知るというのは、うれしい気付きです。それをキャッチできる自分でありたいですね。人の言葉が耳に入らなくなるのはちょっと怖い。コップの水は余裕がないと零れちゃうから、余裕を作っていけたらいいなと思っています」
―― 9月からまたELTの活動が始まりますが、今後の目標を教えてください。
「自分が想像していた以上のアルバムができてしまったので、しばらくはこれを糧にシングル・リリース、ライブ・ツアーと続くELTの活動を頑張っていきます。ソロをせっかくやらせてもらえたので、2作目をいつかやりたいし、ソロのライブもやってみたい。目標を持つことが目標かな」
取材・文/坂本ゆかり






















