シングル『ALWAYS』リリース 中島美嘉インタビュー

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中島美嘉
1983年2月19日鹿児島県生まれ。
2001 年、ドラマ『傷だらけのラブソング』のヒロインとして大抜擢される。同年11月、同番組主題歌「STARS」でデビュー。02年、第44回日本レコード大賞最優秀新人賞。アルバム『TRUE』『LOVE』『BEST』はミリオンセラー達成。現在まで5枚のオリジナルフルアルバムを発売。また、女優としては、03年の『偶然にも最悪な少年』、05年の『NANA』、06年の『NANA2』などの映画で主役を演じる。08年、「I DON'T KNOW」を森三中とのコラボバンドMICA 3 CHUとしてリリース。09年、トータルセールス45万枚にしてチャート1位を記録したアルバム『VOICE』をひっさげ、4月から7月にわたる「MIKA NAKASHIMA TRUST OUR VOICE 2009」を成功させた。
オフィシャルサイト
www.sonymusic.co.jp/Music/Info/mikanakashima/

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『ALWAYS』
2010.1.20発売
AICL-2078 1,223円
<収録曲>1.ALWAYS 2.BABY BABY BABY 3.SPIRAL 4.ALWAYS (Insutrumental) 5.BABY BABY BABY (Insutrumental) 6.SPIRAL (Insutrumental)
中島美嘉の通算31枚目のシングル。
表題曲「ALWAYS」は、大ヒット曲「ORION」同様、百田留依の作詞作曲。中島のボーカルは、まさにクイーン・オブ・バラードとよぶにふさわしい。天性の歌声とライブで育まれた表現力から生まれた結晶。そして、中山美穂12年ぶりの主演映画としても話題の『サヨナライツカ』主題歌でもある。ちなみにこの映画を観た中島は、「お世辞や宣伝ではなく、涙でスクリーンが見えなくなるくらい泣いた」そうだ。
カップリング「BABY BABY BABY」は、ロッテガーナミルクチョコレートCMソング。こちらは夜の香りがする3連バラード。男女のラブバラードとして聴くもよし、目に見えない精霊がくちずさむ子守歌として聴くもよし…。聴けば聴くほど、「中島美嘉は菩薩である」と言いたくなる。
もう1曲がエレクトロサウンドの「SPIRAL」。中島のデビュー当時からのブレーンである田中義人のアレンジ。浮遊感満点の中島のボーカルとの相性満点。中島いわく「英語詞のところは歌ってても聴いてても最高気持ちいい」とのこと。Kanebo KATEのCMソングに決定。そにしても中島楽曲のクオリティーの高さには毎回驚かされる。
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「STARS」「WILL」「雪の華」「ORION」…。中島美嘉のバラードはいつも余りにも清らかだ。そしていつも余りにもしなやか。いかなるシンガーもよせつけない孤高の聖域だ。その中にまた1つ、輝きを放つ結晶が誕生した。「ALWAYS」。
大切な人達の写真を
見ながらレコーディング
―― 新曲「ALWAYS」は、ラブバラードだから、キーワードは愛。なのに、何回も聴いていると、何故かもう1つ隠されたキーワードがあるような気がしてきました。「映画『サヨナライツカ』の主題歌なので、最初に歌詞を読んだときは、わたしも恋愛のイメージが強かったんですね。でも、何回も読み返すうち、これは大切な人への歌だと思うようになりました。男女の恋愛以外でも、わたしには大切な人がいっぱいいるから、たとえば家族とか、その人達を歌詞に重ねたら、あ、重なると。それに気づいたので、自分の中の大切な人達へ向けて歌うようにしました。レコーディングのときも、スタジオに携帯電話を持って入って、大切な人達の写メを見ながら歌いました」
―― 隠されていたもう1つのキーワードは、大切な人だったのかもしれませんね。
「隠したつもりはないですけど(笑)」
―― 灯がゆらゆら揺らいでいるような歌ですね。
「自分で自分をほめることはあまりないけど、これに関してはほめてあげたいかな。最高の歌が歌えたと思ってます。自分の足りないところは、自分が誰より知ってるから、自分の歌を聴くと、いつもは足りないところばかり見えちゃうんですよ。でも、「ALWAYS」はもっとこう歌えばよかったみたいな悔いが1つもありません。それは大切な人達の写真のおかげでもあるし…。今回は、1曲の中の感情の流れを意識しました。感情の流れを作りたかったというか。だから、1曲まるまる最初から最後まで通して歌って録音しました。ライブ録音に似た録り方ですね。たとえ歌の途中でピッチ(音程)がガタガタになっても最後まで歌い切る。一般的なレコーディングは、間違えたら中断して、歌い直します。でも、今回は1回1回すべて歌い切りました」
―― もしかしたら、隠されているもう1つのキーワードは、感情の流れ、感情の揺れかもしれませんね。
「それも隠してませんけど(笑)」
言葉を濁した歌詞は
わかりづらくなるから苦手
―― ところでニューシングルのカップリング曲「BABY BABY BABY」もバラード。作詞は、中島さん自身。
「これも自分では100%ラブソングってわけじゃないと思ってます。ラブソングはあくまでも入口かな。今の生活や現実の日々に疲れてる人達ならわかってくれるかもしれないと思って書きました。もしかしたら、わかってくれるのは限られた範囲の人達かもしれないけど、それでもどこかにわかってくれる人がいると信じて書きました」
―― 私事で恐縮ですが、そうなんだよ、と共感する歌詞がありました。言いたいけど言えない本音を、中島さんがズバッと歌詞に書いてくれていたということですが…。
「わたしの場合、本音を書くことに何もおそれはありませんね。自分の気持ちだから。誰かがこう言ってたとか、こんな噂があるとか、他人事じゃないから。もしも本音を歌詞にして、批判されたら、自分がそれを受け止めればいいだけの話です。それより「こんなこと書いたら嫌われるかな」とか、躊躇して言葉を濁すほうが苦手です。言葉を濁せば濁すほどわかりづらくなるじゃないですか。そういうのは嫌いなんです」
どうしようもなく
綺麗に見えてしまうもの
ありませんか?
―― ニューシングルのもう1曲のカップリングは「SPIRAL」。アップテンポのエレクトロサウンド。サウンドやアレンジにも細かいリクエストを出すのですか?
「このキックの音をもっと硬くしてくださいとか、このギターの音がどうだとか、そういう話はしません。言うことはすごく大雑把ですよ、格好良いか、格好悪いか。そこは普通の女子と同じだと思います。超一般的(笑)。ただし、この曲はアレンジを替えると可愛くなるとか、もっと綺麗になるとかはわかります。というのは、この人にはこういう洋服を着せたらもっと格好良くなる、こっちのメイクのほうがより可愛くなるって発想と同じだから。そういうアイデアはあります」
―― アレンジとファッションは似てる?
「わたしはそう捉えています。だから、「SPIRAL」もすごく気に入ってるんです。キラキラした音をちりばめて、誰にでも好かれるアレンジにするのはよくあるのに、「SPIRAL」はどこか暗いし重いじゃないですか。ノイズみたいな音も入ってるし。その暗さや重さ、ノイズがわたしには綺麗に思えます。たとえみんなが綺麗だって言わないものでも、自分にはどうしようもなく綺麗に見えてしまうものってありませんか。自分を信じるってことは、そういう自分をしっかり見詰めることじゃないかな」






















