- Movie 1


- 映画『Kitchen キッチン~3人のレシピ~』
http://www.kitchen-movie.com/
2009年10月3日より全国ロードショー
監督・脚本:ホン・ジヨン
出演:チュ・ジフン、シン・ミナ、キム・テウ ほか
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- Movie 2


- 映画:『私の中のあなた』
http://watashino.gaga.ne.jp/
2009年10月9日よりTOHOシネマズ日劇ほか
全国ロードショー
監督:ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック ほか
(C) MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.
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女性監督が織りなす
大人のための少女漫画
一組の夫婦と、同居する旦那の親友との奇妙な三角関係。ストーリーを説明すると、こんなに簡単な話。子供の頃から夫サンイン(キム・テウ)のことしか見てこなかった幼馴染の妻モレ(シン・ミナ)は、夫の親友とは知らず、はじめて会った男ドゥレ(チュ・ジフン)と関係を持ってしまう。そんな彼と同居することとなり、“恋”という感情を始めて知る。完璧な夫と、自由奔放な男。ふたりの間で妻はどのような選択をするのか? 夫婦の愛情、男同士の友情、理性をも忘れてしまうような突然の出会いを少女漫画のような感覚で描いた作品。
作中のインテリアやファッション、料理などもスタイリッシュで素敵。なにより、主演の3人がとても魅力的。主演のチュ・ジフンはドラマ「宮~Love in Palace」の皇太子役、「魔王」の冷徹な弁護士役で一躍スターになった人気俳優。シン・ミナは人気、実力はもちろん、ファッショニスタとして最も注目されている若手女優。キム・テウはスターでもイケメンでもないけれど、彼の演じる完璧な夫は、実に誠実で不器用な感じが良いのです。本作は5月の公開直前にチュ・ジフンが不祥事を起こし公開が延期になっていた作品。公開が決まって良かった!
監督は27歳の女性。日本でも『ゆれる』の西川美和監督、『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督など若い女性監督が注目されている。彼女たちの作品には、女性にしかわからない“エロス”がある。ほんのちょっとしたしぐさやセリフに隠れた淫靡。本作のモレとドゥレが出会い、包む眩しい陽光に浮かされるように関係を交わしてしまうシーンも最高に美しくドキドキします。キラキラしてて、少女漫画のよう。男性にはきっと、直接的な表現はないので物足りないと思うのですが、女性ならグッとくるはず。女性監督の感性に是非、触れてみて。
ハンカチ必携!
キャメロン、坊主で頑張る
個人的な話ですが、私はハリウッド映画があまり好きではない。勧善懲悪や偽善的なお涙ちょうだい、大袈裟なラブロマンス映画は苦手だ。このコーナーでも、テレビスポットに踊らされない、女子が楽しめたり、考えたりできる映画を紹介しているつもりです。そんなアンチ・アメリカな私が、今年の洋画No.1にこのアメリカ映画を掲げます。
アナは11歳。姉は白血病と闘っている。その姉ケイトのために彼女はこれまで何度もドナーとして身体の一部を提供してきた。ある日、彼女は知ってしまう。自分は姉を救うために生まれてきたことを。そして、姉のために臓器移植を強いられたアナは、母親の提訴を決心し敏腕弁護士の元を訪ねる。
大きな病気は本人も辛いけど、家族も大変。暗くなりがちな題材だが、この作品に出てくる人々の精一杯生きる姿は美しい。病気の姉・ケイトの初恋や、彼女がデートに行くのを見送る家族たちが印象的。本作では、キャメロン・ディアスが初の母親役に挑む。治療のために髪が抜けた娘のために、自らもバリカンでスキンヘッドに! キャメロンといえば、ラブ・コメのイメージだけど、素晴らしき母親を演じています。
なぜ、姉のことが大好きなアナは、姉を助けることを拒否して、母親を訴えたのか。ラストは涙なしには見られない。家族とは、愛情とは、生きるとは…。自分の生きている環境がなんと恵まれて幸せなのかを思い起こさせてくれる。余談ですが、本作の試写では、入場時にポケットティッシュを配っていました。確かに、必要。皆さんも劇場に行く時には、ハンカチかティッシュ必携です。
文/坂本ゆかり
























