- Movie 1


- 映画『プール』
http://pool-movie.com/
監督・脚本:大森美香
原作:桜沢エリカ
出演:小林聡美、加瀬亮、伽奈、シッティチャイ・コンピラ、もたいまさこ ほか
(c) プール商会
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- Movie 2


- 映画:『あの日、欲望の大地で』
http://yokubou-daichi.jp/
2009年9月26日 Bunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ他全国順次ロードショー
監督・脚本 : ギジェルモ・アリアガ
出演:シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンス ほか
(c) 2008 2929 Productions LLC, All rights reserved.
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『かもめ食堂』『めがね』の継承作
人はナゼ、
ここに集まってくるのか
『かもめ食堂』『めがね』の世界観を継承する、新しい映画が生まれました。『かもめ食堂』はフィンランド、『めがね』鹿児島県与論島、そして『プール』はタイ・チェンマイの小さなプールのあるゲストハウスが舞台。4年前からこのゲストハウスで働く京子(小林聡美)。卒業旅行を兼ねて久々に母に会いにきた京子の娘のさよ(伽奈)。そこにはゲストハウスのオーナー菊子(もたいまさこ)と従業員・市尾(加瀬亮)、タイ人少年のビーが暮らしていた。
本作は漫画家の桜沢エリカが映画を前提に原作を書き下ろし、ドラマ「不機嫌なジーン」、映画『デトロイト・メタル・シティ』など数々の人気作の脚本を手がけた大森美香が、初監督した作品。4年前、自分と祖母を残してタイに行ってしまった母。なぜ、タイで暮らしているのか。人と場所の関係は、人と人との関係にも似ている。好きな場所にいるだけが幸せなのか、一緒にいれば幸せなのか。自分を置いて異国へ行ってしまった母に抱いていたわだかまりは、小さなゲストハウスに集う人々の優しさで溶けていく・・・。
あの、独自のテンポ感は健在。これまで"自分探し"をする主人公を演じていた小林聡美が、達観の境地に立ち、そのポジションを新人の伽奈に譲る。本作にもまた、美味しそうな料理の数々が登場。食事、風景、衣装どれもが独自の世界観を見せてくれる。劇中で小林聡美さんがプールサイドでギターを弾き語るシーンがあるのですが、なんと、この曲は小林さんの作詞・作曲によるもの。人前で歌うのも、ギターを弾くのもはじめてという小林さんの、なんとなくほんわかする曲も見どころのひとつ。携帯電話のない生活。そんな時間の流れを感じたいお疲れの人におススメです。
愛への渇望が生む悲劇
2大女優が演じる女の業
シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、2大アカデミー女優が、『バベル』『21グラム』の脚本家と挑む愛と宿命の物語。
行きずりの情事と自傷行為を繰り返す、ミステリアスで孤独な女シルビア(シャーリーズ・セロン)。ある日、彼女の前に突然、娘を名乗る少女マリアが現れる。彼女の出現で、シルビアはニューメキシコの荒野での若き日の過ちを思い起こす。心に傷を抱え無味乾燥な生活の中、不倫の恋に女としての喜びを再び見出し溺れてゆく母ジーナ(キム・ベイシンガー)。そんな母の不倫を嫌悪した、若きシルビアが犯した2つの過ち。そして母と同じ宿命を恐れ、全てを捨てた彼女は名前を変え、知り合いのいない街で暮らすように。女故の業に翻弄される3世代の女を通して、女の求める愛と幸せを描く。
異なる時代、異なる場所で展開するストーリーがだんだんと交わり、謎が解けてくる巧妙なストーリー・テリングとシャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガーの"オンナ"剥き出しの演技に脱帽。映画製作者の顔を持つシャーリーズ・セロンは、本作でもエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、ジーナのキャスティングではベイシンガーを推薦。シャーリーズ・セロンのバレエで鍛えたパーフェクトボディはもちろん、50代とは思えないキム・ベイシンガーの美しき裸体にも脱帽です。
「女はいくつになっても女」。そんな女の業とは、かく深く、かく哀しきものなり。
文/坂本ゆかり
























