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ヒュー・グラント
1960年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学在学中に出演した映画『オックスフォード・ラヴ』(82)をきっかけに俳優の道へ進む。『モーリス』(87)で、エドワード朝に生きる同性愛の青年を演じ、ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞した。その後、『赤い航路』(92)『日の名残り』(93)などでキャリアを積み、『フォー・ウェディング』(94)でゴールデングローブ賞主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞し、オスカーにもノミネート。それ以降は、ラブコメに欠かせないスターの地位を維持している。『ノッティングヒルの恋人』(99)と『アバウト・ア・ボーイ』(02)でゴールデングローブ賞にノミネートされ、『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)『ラブ・アクチュアリー』(03)『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月』(04)などヒット作に出演。サラ・ジェシカ・パーカーも出演した『ボディ・バンク』(96)では主演のほか製作も手がけた。
『噂のモーガン夫妻』STORY
マンハッタンで数千億円の物件ばかりを扱う不動産のトップセールス・ウーマン、メリル・モーガン(サラ・ジェシカ・パーカー)と、全米でも10本の指に入る敏腕弁護士のポール・モーガン(ヒュー・グラント)は、誰もがうらやむ完璧な超セレブカップル。だが、ポールの浮気が発覚し、メリルの気持ちはすっかり冷め切ってしまっていた。そんなある日、2人は図らずも殺人事件に遭遇してしまう。犯人に顔を見られた2人は、証人保護プログラムにより身分を隠してワイオミングへ送られる。人間よりも牛や馬のほうが多いド田舎で2人きりになったこの夫婦は、この先いったいどうなるのか…? サラ・ジェシカ・パーカー&ヒュー・グラント共演で贈る、大人のための夫婦のラブコメディ。

『噂のモーガン夫妻』
2010年3月12日
TOHOシネマズ有楽座ほか全国にてロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:マーク・ローレンス
出演者:サラ・ジェシカ・パーカー、ヒュー・グラント、エリザベス・モス、メアリー・スティーンバージェン、マイケル・ケリー他
『噂のモーガン夫妻』オフィシャルサイト
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笑って笑って‘ちょこアゲ’

『噂のモーガン夫妻』
ヒュー・グラント インタビュー

「9か月」、「ノッティングヒルの恋人」、「ブリジット・ジョーンズの日記」など数々の人気ラブコメディに出演してきた、ちょこアゲ世代の王子様ヒュー・グラントが新作「噂のモーガン夫妻」のプロモーションで来日。本作品では浮気をしてしまい復縁を求める夫ポールを好演。妻役には人気TVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカー。二人のコミカルタッチなセリフのかけ合いにお腹を抱えること間違いなしの爽快ラブコメディ。

―― アメリカ・ニューメキシコ州での撮影はいかがでしたか?

「アメリカ田舎は素晴らしかったよ。空気もおいしいし緑もきれいで自然が素敵だった。それとすごく不思議だなと思ったことがあって、夜になるとヒッピーのような地元の人々が、僕が宿泊しているホテルの近くに来たんだ。その後そこで、火をおこしてその炎の周りで踊りだしたんだよ。ネイティブ・アメリカの文化がかなり色濃い神秘的な町だった」

―― マーク・ローレンス監督の書くセリフが好きとのことですが、好きなセリフはありますか?

「マークの台本が気に入ってこの役を引き受けたのだけど、この映画の魅力はモーガン夫妻のコミカルな言葉のかけ合いなんだ。ニューヨークを後にしてアメリカ田舎に住むハメになり、メリル(サラ・ジェシカ・パーカー)が「静かすぎて眠れない!」とか「空気がおいしすぎて苦しい!」っていうセリフがあるのだけど、すごくシニカルだよね。僕の一番のお気に入りは、アメリカ田舎の朝食を食べるシーンだな。田舎の朝食がボリューミーで、どっさりのソーセージと目玉焼きを目の前にして、ポール演じる僕が「胃薬!」っていうんだ(笑)」

―― 数十年寄り添うことになる夫婦にとって大事なことは何だと思いますか?

「この映画なら最終的には「愛」とか「思いやり」であるべきだと思うよ。僕にとって実際問題、これはとても難しい質問だね。僕を見てよ!49歳の独身なんだ。結婚の専門家でもないし、そんな僕からは良い回答は得られないと思うよ」

僕は草食系かも
婚活する女性はコワいかな(笑)

―― 日本で「草食系男子」という言葉が取り沙汰されています。最近の英国男子はいかがですか?

「それは世界中で起こっている現象かもしれないね。僕も草食系だと思うよ。だからこそ日本の女性は僕の映画を観てくれるのかもしれないな。でもこれだけ言えるのは、誰にだって好きなタイプがあるし、草食系が好きな人もいれば肉食系も好きな人もいる。だから一概に「英国男子はこうだ」って型にはめなくてもいいと思うんだ」

―― 日本では現在「婚活」というキーワードが話題になっています。積極的な女性を男性の目からみてどう思いますか?

「僕にとっては、婚活をするような積極的な女性はすごくコワいと思っちゃう(笑)。少なくとも結婚したいという気持ちは隠してほしい。積極的になりすぎるのが見えちゃうと、身構えてしまうしね」

30~40年代の
ロマンティックコメディが好き

―― 実はあまりラブコメディは好きじゃないとのことですが、どのような映画が好きですか?

「30~40年代のロマンチックコメディは大好きだよ。でもこれといって特に好きなジャンルはないかな。いい映画であればどんなジャンルだって構わないと思う」

―― 小説を少し書き始めたらしいですね。またおすすめの本を教えていただけますか?

「うん、僕の小説は不思議なコメディなんだ。でも今執筆している小説の話をしてしまうと、何だか書くのがいやになっちゃうから、これ以上の内容は秘密にしておくよ。一番好きな小説家はウラジーミル・ナボコフ(※)だよ」

※ウラジーミル・ナボコフ:ロシア生まれのアメリカ人作家。著書として「ロリータ」、「青白い炎」など。

―― ヒュー・グラントさんにとってのちょこアゲを教えてください。

「今、僕はゴルフにハマっているんだ。まだたったの10年しかやってないけどね」

一つ一つの答えに悩みながらも、素直にそして静かに話す姿がナイスで紳士的。そんな控えめな姿勢からうかがえるのは、元祖草食系男子とも言える彼のチャーミングさなのでした。


 

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